2人の歯車 ――後書き


 さぁ、ついてこれるかっ(爆)

 ええと、そんなわけで
 初の完全オリジナルな読み切り短編にして、僕の妄想と暴走がたっぷり詰まった『2人の歯車』
 自分でも公開するかどうか悩んだりしましたけど、いかがだったでしょうか?

 この話を書き始めたのは、実は去年の7月中旬だったりします
 日々の混沌の方にも書いてありますが、恋愛物が無性に書きたくなったのですね
 その時点で、大体話の内容まで決めてありましたけど
 当初は何故か3人称で書いていたりします
 一方の視点で書くよりは、その方が面白そうだったからなのですが
 1ヶ月ぐらいちょこちょこと書いたあげくに、終わらせ方が思いつかなかったためにそのまま放置されていたのですね
 書き始めた段階で決まっていたのは全体の流れだけだったので
 告白の後は考えていなかったし、そもそも告白までがメインなんですよね
 何というか、完全にくっついてしまう前のドキドキ感が好きなので
 そんな感じで終わりに悩んだまま、色々と他事が忙しくなって、ずっと日の目を見なかったわけですが
 ネタとしてはお気に入りだったので、余裕が出来た頃に書き直しをしてみたわけです
 3人称だとまた詰まるかなって事で、慣れてる1人称に変更
 1人称で視点がころころ変わるのを一度やってみたかったって事もありますが
 後は話の大筋は変えずに、流れに任せて書いてみて
 結局また終盤で詰まって、公開が遅れたんですけどね

 しかし自分で書きながら、自分がひねくれてるなぁ等と思ってみたり
 多分、遠回しな言い方が好きなだけなんですけどね
 こんな「本人に相談」なんて手段、まずやらないだろうしなぁ……
 むしろ他人と相談してるところを見つかってこじれるのが基本のような気もするんですが……って何を言ってるんだか
 ともかくそんなことを思いながら、書いてたりするわけです

 ちなみに2人とも名前が出てないのは、ただ単に考えるのがめんどくさかっただけです
 まぁ、それも雰囲気って事で

 この話を読んでドキドキしたり、ギューッとなれる様なら嬉しいです
2003/03/02
トゥクス・ウィム

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