透きとおる


 それは、どこまでも遠く。
 そこに居るはずなのに、絶対に届かなくて。
 ふとすれば、割れて溶けてしまいそうな脆さと。
 今にも突き刺さりそうな鋭さと。
 それらが混ざり合った、不思議な感覚。
 凍える風を纏い、そこにあって。
 それだけで、全てが凍りつく。

 風が動く。
 ゆっくりと、滑るように近づいてくる。
 やけに重い時間の中を。
 ただ、静かに。
 そのまま、こちらをすり抜けて消えていく。
 たった1つの言葉を残して。

「――――」

 そこにあったのは、冷たい声音。
 それは、ただ冷たく。
 残酷なまでに透きとおり。
 ただ、僕の胸を刺す。
 見えない、刃が。
 赤に、染まる――


 その後には、何も残らず。
 ただ、ぼやけていく視界だけが、やけに印象に残っていた。

 ……わけがわかりません

 ええと、実は書き始めたのが1/29
 その時に『そこにあったのは〜赤に、染まる――』の部分だけ書いて、それで詰まって放置されてたのですが
 適当に書き散らかしたと言う意味で、実は散文書きを始めるきっかけでもあったわけで
 ふと思いついたので、そこから書き足してみたんですが……こんなのが書きたかったんだっけな、これ
 あまり間を空けるのも考え物らしい

 一応、意図的に色々ぼかして書いてますが
 それ以前に何を考えてたんだろう、自分

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