特別編 第14回


  言葉からのイメージ 2004/02/16 03:25

 感想が返ってくると、そこから広がることも結構あるらしい

 そんなわけで、最近散文コーナーを始めたわけですが
 それについてまたきこうしRと喋ってたので、ちょっと纏めておこうかなと
 僕に限ったことではないにしても、1つの形として参考になればいいんですが


 その前に、自分のあの散文の書き方なんですが
 まずは適当な言葉を思い浮かべるんですよね
 タイトルに使われてる言葉が、そのままそれなんですが
 んで、その言葉のイメージから膨らませていって、とにかく書く
 前にも書いたとおりに、ほとんどは流れだけで書くんですが
 あれぐらいの量ならそれでも充分ですよね?
 とにかく、最初のネタ以外は何も考えずにっていうのが基本
 適当に書き散らかしてるからこその散文、だったり
 ……いや、散文の意味自体は書き方に制限のない文章、なんだけど

 さて、この時点で言われたことが1つ
 1つの題材となる言葉があった時に、それをどう捉えるか、と言うことなんですね
 僕はその言葉をイメージとして捉えてるんだけど、きこうしRの方はその言葉をアイテムとして捉える、と
 例えば、「羽」と言うタイトルの物がアップされてるんですが
 そうなった時に羽を使った話を書くか、羽のような話を書くかの違い、ですね
 羽のような話、と言ってもよくわからないのでアレですが
 羽が話の中の要素になるのか、羽が全体のテーマになるのか……の方がわかりやすい、かな?
 その表現であっているのかどうかも掴めないんだけども

 で、この差が何処に現れるのか
 単純に、書き方が変わるんですよね
 要素でしかない場合は、その要素を元に広げていけるんですが
 イメージの場合は、そこで閉じてるから、完結した短い話になる、と
 全ての場合において一概に言えるわけではないんですが、そんな感じかと
 と言うか僕ときこうしRの差がそのままこんな感じかなぁと

 ただ、これはどっちがいいということではないんですよね
 自分が長い話を書きたいのか、短い話に詰め込みたいのか
 要は僕みたいな書き方になるかどうかの内の1つの要素、なのかなぐらいで
 自分の形を作る上での1つの考え方、ですからね


 そして、その延長線上としてもう1つ
 そもそもの題材の選び方、なんですが
 道具としての言葉ではなく、イメージとしての言葉
 その時点で、いろんな差が出るようです
 セリフネタは突発的に思い出しただけだからともかく
 今まで書こうとした中には、動詞を題材にした物が含まれてるんですよね
 これはかなり特殊なのかなぁと思ったり
 と言うか、題材として内容がかなり絞られる物だと思うので
 本来は題材として選ぶには適切ではないのかな、とか
 まぁ、ネタを同時に考えてる感じなので、僕としてはあんまり変わらないんですが

 ……と言うかネタの中に副詞(かな?)まであったりするのはどうなんだろう


 と言うわけで、今回は
 物語を、要素を組み上げて作るのか、要素のイメージで纏めるのかという話
 ……に、なってないような気もするけど
 そういう書き方もあるって考えると、幅も広がるのかなぁと
 となると僕の場合はガチガチに固めて書くパターンを覚えないといけないわけですが

 ちなみに、イメージ先行で書く場合に、どうやって長い物語を書くのか、ですが
 自分で書こうとして色々考えたんですが、結局は要素数自体を増やすしかないのかな、と
 細かい話を幾つも繋げていく感じですね
 内包する要素数自体が増えれば、嫌でも長くなりますから
 これはどっちのケースにも限らず、ですが
 水増しが難しいのは確か、ですね
 下手に水増しをやりすぎると、元のイメージがなくなりかねませんし


 しかし、ここ2回が自分の文章の書き方講座みたいな事になってる気がするんだけど
 ……まぁいいか、混沌だし


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